
ベースポジション
3ホップ&スイッチ
ミニハードル
Week 7
Week 6「ベースポジション・ホップ&スイッチ」の動きはつかめただろうか?
Week 7「ベースポジション・3ホップ&スイッチミニハードル」は、いよいよミニハードルを利用して、身体を前に進める動きに入っていく。
先週からの続きものメニューであり、初歩的応用の中でも最初の山場だ。
ミニハードルは3〜5個くらいで挑戦してみよう。
左右の足でベースポジションへ引き上げる速度の差があったり、ホップの高さが違っていたりすると、リズムが崩れてハードルに足がひっかかってしまう。
または、ハードルに足をひっかけないようにと思うとつま先やベースポジションが下がってしまう。
ここまで順調にメニューをこなせていた人たちも最初は苦戦するかもしれない。
もし苦戦するならば、乗り越えた瞬間にはっきりとタイムが縮まるかもしれない。
少し難しい山場というのはそういうものだ。
逆にすんなりできてしまう人は、Week 2〜6のメニューをかなり高い精度でしっかり積み上げられているということだ。
自分自身の現状を客観視しつつ、可能性を信じて今週もチャレンジしていこう。





1. Yポジション・ベースポジションを作って、その場で3回ホップ
2. 3回目のホップで前へ踏み切り、飛び越えた先に着地する瞬間にベースポジションを完成できるようにミニハードルを飛び越える
3. ふたたび3回ホップして次のミニハードルを飛び越える
実施日を1日以上あけて、2セットずつ週2〜3回行おう。
ベースポジション・3ホップ&スイッチミニハードルの目的
ベースポジション・3ホップ&スイッチミニハードルの目的は、一歩ずつ身体を前進させながらホップとスイッチを連続させる動きを習得することだ。
ミニハードルを越える際に、つま先が下がらないように注意しよう。
Week 6で行ったその場でのホップからのスイッチのフォームと同じになるように、一歩だけ前にミニハードルを踏み越える。
連続して行うには、ホップして落ちてくる際に地面からの反発を上手くつかまえて、力みなく繰り返すことが重要だ。
高く飛ぼうと力むと一定のリズムを保つことが難しくなり、上半身のブレが大きくなりやすい。
1ヶ月目に比べて2ヶ月目は、習得すべき動きが一気に難しくなったと感じる人も多いかもしれない。
難しい分、できている人と自分の差を後ろ向きにとらえてしまうこともあるかもしれない。
一緒にやっているお父さん・お母さんは、できていない部分にばかり目がいってしまいやすいかもしれない。
でも、難しいことこそ、「深刻になること」は禁物。
深刻に捉えてしまっては無駄な力が入りやすくなり、何より大事な「楽しさ」が半減してしまう。
できないときこそ大事なのは「どうやったらできるのかな?」とワクワクすることだ。
できる・できないよりも「のびしろ」の大きさを楽しもう。
走りの学校の仲間は、今のあなたがどんなレベルにいても励まし、見守ってくれる。
それを信じよう。