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Yポジション
ベースポジションウォーク

Week 5

今週から2ヶ月目になり、少しずつ身体が変化し、

スプリントに必要な筋力と神経回路が発達し始めている。

基礎体力のしっかりしている人ならば、すでに速くなった実感が出始めているかもしれない。

もし、そこまで実感や目に見えた成果があるわけではないという人も、

身体の中で確実に変化が起こっているので、自分を信じて一つずつ積み上げていこう。
今週も2つの技術を組み合わせた動き、つまり初歩的応用である

「Yポジション・ベースポジションウォーク」だ。
「ベースポジションウォーク」は、

Week2で行った「ベースポジション」を2秒維持して一歩前に踏み出しながら、

足を高い位置からはっきりと自分の意志で接地する。

簡単な動きに見えて、質を追求すれば確実に足の速さに結びつく。
「Yポジション」は、両腕を上にバンザイの姿勢でY字になるように伸ばす。

両腕のY字を崩さずに踏み出せば、足裏の前方部分で接地することができる。
 

羽田先生の解説動画

羽田先生の解説写真

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1. Yポジション(両手をバンザイして手のひらを内向き、親指が後ろ向きで目線を前)を作る
2. ベースポジションを2秒維持したら、軸足の半歩・一歩前に振り下ろして歩く
レベル1:ベースポジションウォーク20歩
レベル2:ベースポジションウォーク50歩
レベル3:ベースポジションウォーク30歩(かかとをあげて!)
できれば毎日、最低でも3日以上やろう。

Yポジションの目的 

「Yポジション」の目的は、両手を上げて肘を伸ばし切ることにより、手の動きを考えずに足の動きに集中することが一つである。

また、身体の真下に接地できているかどうかの基準として、

Yポジションが真っ直ぐ前に向かってねじれずに維持できているかどうかで

見た目で誰でも明らかに判定することができる。
もし、前に大きく踏み出しすぎてかかとから接地してしまうと、

Y字が斜めに崩れ、身体がねじれてしまい、

腰の位置が下がってしまうことがすぐにわかるはずだ。
さらに、自然に背筋が最大限に伸び、骨盤の上でしっかりと上半身が安定することで、

足の動きが生み出した力を上半身と無駄なく連動させることができる。
 

ベースポジションウォークの目的 

「ベースポジションウォーク」の目的は、「重心の真下に足を着く」感覚を養うことだ。
このベースポジションまで上げる、

真下に積極的に下ろして接地するという動作を繰り返すことで、

身体が今まで行ったことのないスプリントのための動きを徐々に理解し、

必要な神経回路が発達していく。
決して、一足分より前に踏み出さず、かかとから接地しないように気をつけよう。
下半身の「ベースポジション」と上半身の「Yポジション」の組み合わせが

「基本の姿勢」として身体にしっかりと記憶されていることが、

スプリントにおいて必須の土台となる。

「ベースポジションウォーク」は、ボルト選手のようなトップアスリートにとっても

質を極める価値がある動きなのだ。